総会・講演会を開催
あさか環境市民会議の第16回目となる総会が元号の変わった令和元年(2019年)5月12日(日)、朝霞市リサイクルプラザで開催されました。2018年度(平成30年度)の事業活動報告のあと、新年度事業などを決定しました。
うにしたいと思います」」と述べました。
午前10時からの総会には会員など約17名が参加しました。開会に先立ちあいさつに立った藤井会長は「よりよい環境を次世代に残したいというのが活動の基本です。環境問題としては現在、地球温暖化、廃棄プラスチックそして深刻な生物多様性の危機など大きなことがたくさんありますが、自分たちのできることをやっていくようにしたいと思います」と述べました。続いて、この日来賓として出席の朝霞市市民生活環境部環境推進課細沼課長補佐は「今後も朝霞の環境を守り発展させるための活動をお願いいたします」とあいさつ。
議事は、規定により藤井会長が議長をつとめました。第1号議案「平成30年(2018年度)度事業報告」について」は明山副会長が説明に立ち、資料に記載された1年間の活動や行った事業内容の記録を詳細に報告しました。また、自然部会、生活環境部会、広報・評価部会のそれぞれの活動についての報告も行われました。第2号議案「平成30年度決算報告について」は、桑田会計担当役員が説明を行い、いずれも承認されました。


3号議案「平成31年度(2019年度)事業計画について」は筑井副会長が提案を行いました。基本方針は「朝霞市の環境に対して市民、市民団体、事業者及び市が互いに協力、連携しながら、よりよい環境を次世代に残す活動を継続していきます」ということで、①運営会議を通して、会員との情報の交換を行い②部会に関連したイベントを年数回程度行う③各部会が中心となって年間の活動を推進④環境基本計画の勉強会を開催―となっています。自然部会は、愛称を「あさか里山クラブ」とし、斜面林保全活動として、下草刈、間伐、落ち葉掃きや岡、宮戸、根岸台斜面林の整備済み箇所への落葉樹の植樹活動、実生樹の育成環境促進や根岸台里山再生林での湧水を活かした水辺環境の整備などを行っていきます。
「生活環境部会」「広報部会」も朝霞のまちを再認識するための事業を企画し、朝霞市の環境を考えるための「環境まちあるき」の開催や道路・公園等における調査結果を踏まえて、検討提言を行うことにしています。続いて第4号議案「令和元年度(2019年度)収入支出予算案」については望月会計担当役員が説明を行いました。両議案への質疑応答では「環境まち歩き」での訪問場所を市街地など幅広くしてほしいという要望や春の「桜祭り」の時に環境会議のPR活動をしたらどうかなどの建設的な意見がだされました。
両議案への質疑応答では「環境まち歩き」での場訪問場所を市街地など幅広くしてほしいという要望や春の「桜祭り」の時に環境会議のPR活動をしたらどうかなどの建設的な意見がだされました。
講演会「朝霞から世界へ 気になる鳥たち」を開催
総会終了後、あさか環境市民会議の初代会長で埼玉県生態系保護協会会員の渡辺俊夫氏による講演会を開催しました(写真上)。
渡辺氏は「朝霞から世界へ 気になる鳥たち」と題して、自身の撮影した野鳥や野生動物を紹介しながら、朝霞での仕事のかたわら世界各地の鳥や野生生物を見たいという思いで、見学ツアーに参加し、南アメリカやアフリカなど環境を巡った体験を披露しました。その中で、ガンカモ類の推移にうかがえるような朝霞市内の自然の変化や地球規模での環境保護への取り組みの重要性を語りました。