里山だより
春の花はそれぞれ種子をつけ、クサイチゴは真っ赤に実り活動の手休めに頬張るとその甘さが口一杯に広がります。ヤマブキソウ、ササバギンランも茎の先端に鞘状の種子を実らせています。ヤマユリやヤブカンゾウ、ノカンゾウなど夏の花に変わっています。これからは昆虫類の活動も活発になり、ハグロトンボ、ギンヤンマ、シオカラトンボなど水辺を好むものや、カブトムシ、コガネムシなど森の昆虫が飛び交います。
環境月間の6月は身近な暮らしに目を向ける季節で、レジ袋の削減について制度化が7月より始まり、市のホームページに掲載されていますのでぜひご確認ください。
(https://www.city.asaka.lg.jp/uploaded/attachment/62944.pdf)
(https://www.city.asaka.lg.jp/uploaded/attachment/62945.pdf)
また、全国川の水質調査では、6月14日(日)市内を流れる荒川、新河岸川、黒目川の3河川と、岡、根岸台、田島の3地区で5箇所の湧水を水質調査しました。前日の降雨のせいか水量も多く、まずまずの水質を報告できました。山の樹木が豊かな海を作ると言われ、里山の保全管理が河川の生物多様性を守っています。


2020/7/7