コロナウイルスの第二波を思わせる拡大スピードに唯々自衛あるのみで、皆さん人一倍気を使っている様です。県外から2ヶ月振りに参加された方は、PCR検査を受け陰性を確認してきたとの事で、恐縮致しました。

 この夏は梅雨明けが異常に遅く、線状降水帯の現象が九州地方を始め各地で見られ、甚大な被害をもたらし、お見舞いの言葉も見当たらない程の惨状でした。地球規模の環境変動がもたらす、地球温暖化現象も要因の一つと見られ、その関心は一人ひとりが持たなければならない現状です。

 保全活動は6月の宮戸緑地の活動の後、根岸台、岡と雨天中止で、暫く振りの7月・宮戸緑地の活動でした。ヤマユリが7月の10日ごろから蕾が膨らみだし、活動日の21日には少し時期は過ぎましたが、10輪程は花が見られ参加者に喜んでもらえました。

 ヤマユリの後はキツネノカミソリの出番ですが、今年は予想より時季が早いようで、花茎が伸びているのが散見され、林沿の道路沿いはカラムシ、アザミなど草丈が大きくなる所を中心に下草の手入れを、手鎌で丁寧に作業をしました。自然とはなんとも心憎いもので、手入れをした所へは3日後に訪ねると一面オレンジの花を付けていました。

 ソバナ、アキノタムラソウ、ツルボなど初秋の花も見られるように、季節の変化を教えられました。

2020/8/18