外来植物抜き取りイベント開催

外来植物抜き取りイベント開催しました。
6月29日日曜日に黒目川浜黒橋にてイベント開催いたしました。
5月は、雷雨の為に中止しました、今回は薄曇りで開催となりました。
ところで、外来植物は悪者ですか?
外来植物とは、そもそも何でしょうか?
もともと日本には存在していない植物のこと。
明治以降に入って来たものを指すことが多いです。それ以前に入ってきたものは帰化植物などと呼んだりします。例えば、菊(キク)も外来植物(帰化植物)なんですよ!
私たちの団体の活動は市内にある斜面林で活動を行っています。斜面林にはヤマユリなど里山植物が存在していますが、落葉掃きや下草刈り、竹や樹木の間伐など手入れをしないと無くなってしまいます。
里山とは自然と人の生活空間との間の緩衝地帯でもあります。
最初の問いに戻ります。
外来植物は悪者ではありません。しかしながら、生命力が旺盛で、他の植物を駆逐してしまう勢いで成長します。
例えば、河原にはギシギシという植物がありますが、この植物はベニシジミという蝶々の幼虫のエサになります。その様な植物が無数に存在し、これが生態系の仕組みです。お互いに絶妙なバランスを保っています。
ここに、外来植物が現れて、バランスを崩して居るのが現在の状況です。
外来植物抜き取りは自然のバランスを保つ手助けをするささやかな活動です。
今回は、広報を見て19名の方が参加してくれました。会員を含めて31名。お子さんも多数参加頂きうれしい限りです。
暑さの中、水分補給しながら活動しました。また、会員が川で魚捕りをしてオイカワのきれいな婚姻色に参加者から感嘆の声が上がりました。
月に3回の定例活動も行っています。土曜日の開催もありますので是非ともご参加ください。