7/22 朝霞調整池トダスゲ保護区の手入れ作業

7/22 朝霞調整池トダスゲ保護区の手入れ作業がありました。
土手下からのアプローチは草が生い茂り登り口が完全に塞がれていました。
なんとか草の少なめの場所から入って行きましたが、迷ってしまうほどでした。
保護区へ着いた時にはもうスタミナが失われて、なかなか作業に入ることができませんでした。
水分を補給してもすぐに汗となって吹き出してしまいます。
日向での作業は危険なので、日蔭を選んでの作業となりました。
参加者は湿生植物保護の会2名、あさか環境市民会議3名、計5名でした。

・ヌマトラノオがたくさん咲き始めていました。
・サワオトギリが数ヶ所に黄色い花を咲かせていました。
(以前にヌマオトギリと掲載しましたが、間違いでした。(-_-;))
・ツユクサの花を解説していただきました。
おしべは花のようになっていて、虫を引き寄せます。偽のおしべがめしべとの間にあって花粉を出しています。
引き寄せられた虫がそこを通ると花粉がつき、運ばれます。巧妙な仕掛けになっています。
・ニガクサはそろそろ花が終わりです。
・ノカンゾウは花期が完全に終わって種をつけていました。
・アキニレの樹液に、カナブンや蝶が吸蜜に来ています。
蝶:コムラサキ、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ(外来種)
コムラサキは♂が2頭飛来、紫色の輝きを撮りたくて作業の合間に夢中になってシャッターを切りましたが、結果はイマイチでした。

酷暑の中、お疲れさまでした。

サワオトギリ
ニガクサ
ツユクサ
ツユクサ
ヌマトラノオ
コムラサキ
コムラサキ
うっすらと紫の輝きが撮れました
ゴマダラチョウ
ゴマダラチョウ
外来のアカボシゴマダラと幼虫の食樹(エノキ)が競合するため数を減らしています
アカボシゴマダラ
国外から持ち込まれたものが放蝶されて広範囲に分布するようになって、在来のゴマダラチョウを圧倒しています
クロイトトンボ
ニイニイゼミの抜け殻
ホソイ